まつ毛エクステには選択肢が多い

1)目元の印象が変わるまつエクの長さを選ぶポイント

まつ毛エクステの長さや素材などには様々な種類があり、特徴を踏まえつつ好きなものを選ばなければなりません。

長さは9mmや11mmが主流で、それ以外には15mmとフレアがあります。

自まつげの物足りない部分を埋めたい時にちょうど良いのが9mmです。

はっきりとした長さが出るというより、生え際のスカスカだった部分が黒く濃くなりアイラインを引いたようになります。

凝ったアイメイクをしなくても目力を出せるのがメリットです。

11mmはナチュラルな印象を与えつつ長さも加えることができます。

仕事の関係で派手なメイクができない人も、11mmであったらまつ毛エクステをしていることがバレません。

生まれつき自まつげが長い人のように見られるため、プライベートだけでなく仕事も大切にしたい人に向いています。

15mmにもなると長さが特徴的になり、妖艶でゴージャスな印象になります。

全体的に付けると目元が重くなり見た目が良くないので、ポイントで数本アクセントとして使います。

フレアは不自然さが出てもまつ毛を強調したい場合に効果的です。

1本の根元に数本のエクステンションが付いていて、1本だけでも大きな存在感があります。

9mmなどの1本ずつ付けるタイプとは全く仕上がりが異なります。

エクステンションの太さは0.1mmか0.15mmから選ぶのが一般的です。

0.1mmは細いので付けた時にかかる自まつげへの負担が小さいとされます。

ボリューム感が足りないのでたくさんのエクステンションを使うことになりますが、ふんわりと仕上がってキープ力も問題ありません。

0.15mmは自まつげより少し太いサイズとなります。

支えるのに負荷がかかるのでキープ力が弱いというデメリットがあります。

しかしマスカラを軽く塗ったようなボリューム感とナチュラル感が演出でき、アイメイクが面倒な人には0.15mmがおすすめです。

 

2)素材によるメリットデメリット

まつ毛エクステにはかつらと同じように人工毛が使われていますが、その素材は3つに分けられます。

ミンクエクステが最も選ばれており、柔らかさなど様々な点から品質が高いといわれます。

自まつげへの負担は小さく、柔らかいことでよくフィットしキープ力を高めます。

軽い付け心地はまつ毛エクステ初心者にも好まれ、簡単にゴージャスな目元を作ることができます。

ミンクエクステは一般的に人工的に作られたものを指しますが、一部では本物の動物の毛を用いていることがあります。

しかし価格がとても高く人工毛のように太さを均一にできないので、動物の毛で作られたミンクエクステに挑戦できることは期待できません。

ミンクエクステの価格に驚く人には、シルクエクステが用意されています。

若干柔らかさに欠けるものの、リーズナブルな価格設定が人気です。

まつ毛エクステは定期的にメンテナンスをする必要があり、ランニングコストを抑えるために安いシルクエクステを選ぶのは合理的です。

固いと自まつげへの負担が大きくなりフィット感に不満が出る可能性もありますが、デメリットだけではありません。

カールが取れにくく付けるとまとまりが出るので、ナチュラルで仕事でも問題となりにくいです。

本数を多くすると目の印象が強くなる性質があり、プライベート重視でバッチリメイクが好きなら多めにして仕事にも配慮したいなら少なめにするなど数を調整します。

シルクエクステはツヤ感が魅力的で、見た目重視ならばミンクエクステよりも優れています。

人工毛はゴワつく傾向にありますが、セーブルエクステは他の2種類と比べて一番自まつげに近いです。

ミンクやシルクで違和感を持ち、費用に余裕があるならばセーブルエクステを検討してみましょう。

独特のしなやかさが負担を最小限に抑えつつ、ナチュラルな仕上がりを追求します。

中には付けていることを忘れる人もいるほどです。

価格が一番高いですが、品質も高くキープ力も評価されています。

 

3)安全にまつエクを付けるためのこだわりポイント

肌があまり強くないなど、刺激に不安がある場合エクステンションを付ける時のグルーもこだわらなければなりません。

肌の弱い人が避けたいのは、エチルシアノアクリレートです。

速く装着できて接着力も高いため、エステサロンではよく使われています。

しかしホルムアルデヒドの影響で目の痒みが出る恐れがあります。

ブチルシアノアクリレートは医療現場でも使われており、安心して選ぶことができます。

刺激が少なく臭いも気になりませんが、接着力はあまり強くありません。

刺激に敏感であることを伝えるとおすすめされやすいのが、エトキシエチルシアノアクリレートです。

最も刺激や臭いが少なく、肌が弱い人以外にも下まつげの施術で用いられます。

接着力が弱いというデメリットはありますが、安全性の確保を第一にしましょう。

まつ毛エクステでイメージ通りのデザインを安全に実現できるように、それぞれの特徴を理解し希望する施術内容を施術者にはっきり伝えることが大切です。

 

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