ハンドメイド雑貨が大好きな矢口敏和氏

仕事では合理性がとても大切です。

無駄な事をせず、効果の得られる物に力を入れる。

問われるのはプロセスではなく結果ですので、無駄を排除して結果だけを訴求する事が求められるのですが、日常生活は違います。

むしろ日常生活では合理的であればあるほど、生活そのものは味気ないものになってしまうのではないでしょうか。

例えばテレビ。

ニュースや情報番組であればまだしも、バラエティ番組を見た所で得する事は見当たりません。

ですが、楽しい気持ちになれるのではないでしょうか。

テレビがつまらなくなっている、テレビ離れ。

様々な事が言われてはいますが、多くの人にとっては娯楽として、まだまだなくてはならない物として機能している部分もあるのです。

もちろんこれはテレビに限った話ではありません。

雑貨にも同じ事が言えます。

雑貨にもハンドメイド雑貨などいろいろな物があるのですが、生活に合理性だけを追求するのであれば雑貨など必要ない物と言っても過言ではありません。

ですが、ハンドメイド雑貨のように温かみのある物を部屋に置いておくだけで部屋そのものに温かみが出てきて楽しめるのではないでしょうか。

むしろその温かみによって、人に優しく接する事が出来たり、心に余裕が出来るおかげで物事を客観的に考える事が出来るようになったりなど、理屈抜きに自分自身に良いものを多々もたらしてくれるのです。

機能性や合理性だけを追求した生活は、無駄もなく、システマチックではあるのですが、一方ではどこか楽しさに欠ける部分もあるのではないでしょうか。

「無駄」という言葉は「悪い事」といったイメージも含まれてしまっていますので、無駄な事などしない方が良いと思っている人も多いかもしれません。

ですが生活の中ではまさに「無駄」と思われるような事こそが、実は様々なものをもたらしてくれる事にもなりますので、無駄だと断罪するのではなく、いろいろと見てみるのも良いでしょう。

ハンドメイド雑貨だけではなく、機能性や合理性ではなく、心に安らぎをもたらしてくれる物は多々ありますし、たった一度キリの人生なのですから、無駄であろうが合理的であろうが、自分自身で楽しむべきです。

特にハンドメイド雑貨のように心のこもっている物は見ているだけで安らぎはもちろんですが、自分自身を温かい気持ちにさせてくれます。

大量生産されたものではなく、唯一無二として生まれたハンドメイド雑貨の魅力はとても奥深いのです。

100均にあるものでハンドメイド雑貨を作る

インテリアとして使えるものから実用的な雑貨まで、100円均一にあるものでいろいろハンドメイドできます。

100均ハンドメイド雑貨のアイデアをいろいろと集めてみました。

これらはすべて実際に作ることができるものです。

■オーナメント

100円でキャニスターを買いましょう。
大きなキャップがついている瓶の容器ですね。
キャップの裏に、モチーフをぴたりと貼り付けます。
上から容器本体をかぶせてくるくる回すと完成です。
簡単ですよね。
モチーフも100均で簡単に手に入りますし、小さくて簡単な造花も売っていたりします。
そういうものを入れてみたり、持っている小物の中から材料にするというのもありです。

アイディアとしては、たとえばキャップの裏に緑色の紙を貼る。
細く短く切った緑色画用紙を数本、縦につける。
そこに豚の置物なんかを置いてみたら、牧場っぽくなって面白いですよね。

■すのこを使う

100均の農芸コーナーには必ず置いてある「すのこ」これを使うと意外と簡単にハンドメイド雑貨を作ることができます。
例えば棚。
すのこと木箱を使うと簡単にできます。
まず、100均ですのことそれにあった大きさのボックスを購入。
ボックスひとつですのこの大きさに合わない場合、二つ以上で合うのであれば二つ以上ボックスを使います。
もしくはすのこを切断してください。
どちらの方法を使っても完成します。

大きいものを作りたいのであれば前者、小さいものがいいのであれば後者の方法をとると良いでしょう。
蝶番やL字ねじなども100均で購入。
色を付けたい場合はアクリル絵の具程度の塗料で問題ありません。

全部色を塗って乾かして、すのことボックスをくっつけます。
木工用ボンドでも問題ないようですが、釘なども100均で手に入るので釘がいいですね。
インパクトドライバーなどをお持ちの方はインパクトを使うと早いでしょう。
釘やねじにも色を塗るか、あえてメタルの色を残すかはお好みで。

蝶番をつけるとすのこが開くように作れます。
完成したら壁に打ち付けて棚の完成。
中に小物を収納したり上に小さい置物を置いたりして可愛らしく使うことができますよ。

■まとめ

他にも、100均の材料で作ることのできるハンドメイド雑貨はいろいろあります。
雑貨の材料にならないだろうというような変わったものでも雑貨のレシピが思いつくこともあります。
100均に出向いて「これ使えるかな」「これ使えそうだな」とあれこれ考えてみるのもハンドメイド雑貨づくりの醍醐味です。
友達が見たときに「これ100均のものでつくったんだよ」と言うと、なんとなく鼻が高いですよね。
流行のハンドメイド雑貨づくり・・・プチDIYを楽しみましょう。

 

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